ここ数年、「在宅勤務」という言葉をネットで見かけることが多くなってきました。

賛否両論いろんな意見が飛び交っていますね。
弊社でも昨年4月から利用者の条件を設けて在宅勤務制度が正式スタートしました。
私も在宅勤務を利用させてもらい、恩恵を受けている一人です。

在宅勤務のメリットとデメリット

よく言われる在宅勤務のメリットとして、「利用者」の視点からすると

  • 業務効率(生産性)の向上
  • 通勤時間の短縮、通勤による肉体的・精神的負担の軽減
  • ワークライフバランスの実現
  • 育児や介護との両立

さらに「企業」としての視点では

  • オフィスコストの削減、省エネルギー、節電対策
  • 災害時の業務継続への備え
  • 優秀な人材の雇用確保

などが挙げられます。

さらにさらに、「」としてまで視野を広げてみると

  • 通勤弱者(身障者、高齢者、 育児中の女性等)への対応
  • オフィスの省電力化、交通代替によるCO2削減
  • サテライトオフィスの活用や地方居住者の増加による地域活性化推進

などが挙げられます。

 

一方、デメリットとして

企業視点では労務管理の難しさやセキュリティ問題、
利用者視点では労働時間の長時間化、精神的孤立化などがあります。

とまぁメリット・デメリット共に挙げればいろいろと出てきますが、この中でも賛成派・反対派それぞれ以下の主張が主に取りあげられることが多い気がします。

賛成派 : 「一人で集中できる時間・空間が効率UP!生産性UP!」
   vs.
反対派 : 「対面コミュニケーションの大切さと、それによる新たなアイデアの創出」

上記の反対派の主張を主な理由に(真意はわかりませんが)、米国Yahoo!が「在宅勤務禁止令」を出したことは話題になりました。

 

 

どちらもすごーくよくわかります。
身をもって体験したことのある人も多いんではないでしょうか。

 

たとえば作業や思考に集中したくて「今は話しかけないで」オーラをじんわり出している人がいたりとか、自分が出してしまったことがあったりとか。。 邪魔されずに集中したい時間ってありますよね。

一方で、顔つき合わせて話をすることでメールや電話より何倍も速く、より深く意思疎通が行えたりすることもしばしば。
相手の気持ちや意思は、言葉よりも表情やアイコンタクトなどに多く出ると言いますからね。対面はやっぱり大切だと思います。

また、“たばこミュニケーション” なんて言われるように、喫煙時間の何気ない会話から面白いアイデアが生まれるなんて話も聞いたことあります。

 

どちらも大事だし、どちらも多くの人に当てはまるのではないかと思います。

別にどちらかを切り捨てなければ成立しないわけではないので、どちらも実現できるような在宅勤務の利用ができればいいですね。

 

弊社の在宅制度は、月あたりの在宅勤務時間の目安が設定されています。

エンジニアという職種柄、環境が整っていればどこでも仕事を進められることが多いので、関わるプロジェクトの進行状況を見ていつ在宅勤務をしていつ出社すれば効率よく作業が進むかスケジュールを組み立てています。社内のメンバーには在宅勤務の日程を常に共有しているので、打ち合わせや対面コミュニケーションが必要な時と、在宅で集中して作業を進めたい時の割り振りはうまくできている方だと思います。

 

まだ制度も始まったばかりで、会社側としても利用者側としても試行錯誤なところはあります。

それでも双方にとってメリットの多い使い方になるように改善を繰り返していけば、会社も社員もさらにハッピーになると信じてます!

まとめ

いろんな会社、いろんな職種、いろんな人がいるのだから、ひとまとめに在宅勤務の是非を問うことはできません。いろいろな事情により在宅勤務を余儀なくされる場合もあるだろうし、逆に 在宅勤務をする環境と制度が整っていても、「家」という誘惑の多い環境に負けてしまう人もいるでしょうし(笑)、孤独感に堪えられないという人もいると思います。

その会社に合うか合わないか、その職種に合うか合わないか、そしてその人にとって合うか合わないか。

デメリットも立場が変わればメリットにもなりうるし、逆もまた然り。

いろんな人がいるのだからそれぞれの状況に合わせて「ワークスタイルを選択できる」というのが理想的です。選択したものが自分に、仕事に、会社に合っていないと感じたら、米Yahoo!のように大きな変更をする決断も大切だと思います。そうして試行錯誤しながらそれぞれに程よいバランス点を見つけられればいいんではないでしょうか、ね。