日常に溶け込む「LIVE動画配信」!火付け役はSNS!

各種ソーシャルメディアが新機能としてLIVE動画配信(※)を取り入れた事で、ユーザーのハードルが下がり、LIVE動画配信が私たちにとって身近になりつつあります。
※ライブストリーミングによる、リアルタイムで行う動画配信のことを指します。主にPCやスマートフォンなどのデバイスから配信を行います。

各ソーシャルメディアがLIVE動画配信サービスを公開

2016年2月にLIVE動画配信を新機能として追加したFacebookでは、公開範囲を限定する機能の追加により、一層ソーシャルメディア本来の機能を強める方針です。
LINE株式会社からリリースされたLIVE動画配信サービス、LINE LIVEでは、公開当初タレントやアーティストが配信し、ユーザーは主に視聴者として利用するサービスでしたが、2016年8月に、一般ユーザー向けにその機能が公開されました。
また、2016年11月に機能追加したInstagramでは、元々、LIVE動画配信後の保存機能はありませんでした。しかし、2017年3月にターゲットユーザーのニーズに沿い、保存機能を追加、他ソーシャルメディアでのシェアが可能となりました。
TwitterではPeriscopeを使い、Twitterのタイムライン上に直接動画が配信でき、視聴者もTwitter上でライブ放送中の配信者とコミュニケーションが取れるようになりました。

重要なのは、各プラットフォームの利用ユーザーに関する理解

ソーシャルメディアだけでなく、元々LIVE動画配信専用として提供されていたプラットフォームも多数存在し、それによって機能・ユーザー層は異なります。
LIVE動画配信するにあたって、まずはそれぞれの特徴やユーザー層を理解し、プラットフォームの選定をすることが重要だと言えそうです。
それでは各プラットフォームの詳細についてご紹介します。

LIVE動画配信機能を追加したソーシャルメディア

■既に多くの企業が新機能を活用! Facebook

Facebook LIVE
Facebook LIVE

Facebookにおいて多くの企業は、サービスやブランドごとにアカウントを設立し、アカウントごとに発信する情報が異なっています。対してフォロワーもそのサービス/ブランドに元々興味関心のあるユーザーで構成されています。そのため、元々興味関心があるユーザーに対して、LIVE動画配信の活用によってよりリッチなPRや告知が可能です。

実際に、自動車メーカーやゲームメーカーは、FacebookのLIVE動画配信機能を使用して、プレス・関係者向けのイベントの様子をフォロワーに向けてLIVE配信しています。
今後、Facebook内での「イベント」や「コミュニティ」で公開範囲を限定した配信が可能になることで、より親和性の高いユーザーに絞って情報発信される事になり、ますますFacebookの特性を生かしたLIVE動画配信が実現しそうです。 

 

国内利用者数
(MAU)
2,700万
(参照:http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ15HML_V10C17A2000000/
ユーザー層 20代~40代 男女

 

■あの人気女優に!読モに!アーティストにLIVE動画配信で会える! LINE LIVE

LINE LIVE
LINE LIVE

一般ユーザー向けにもサービスの利用を公開されたものの、リリース当初からの特徴であるタレントやアーティストのLIVE配信が多く、新曲発売PRやファンとの交流の場としても活用されています。
 TV番組や芸能人の公式LINEアカウントに友達申請した人は、友だち限定のLIVE動画を無料で視聴することができるのも、ユーザーにとって利用するメリットでありLINE LIVEの特徴です。

 

国内利用者数
(MAU)
6,500万人以上
(参照:https://scdn.line-apps.com/stf/linecorp/ja/ir/all/17Q1PresentationJP.pdf
ユーザー層 10代~50代 男女

 

■事前にフォロワーを伸ばしておくことがカギ Instagram

Instagram
Instagram

写真投稿プラットフォームとして20代女性を中心に大人気のInstagram。しかしLIVE動画配信の検索機能がないため、フォロワー以外のユーザーがInstagram内でLIVE動画配信を見つけたり、視聴することができません。
その代わり、フォロワーにはLIVE動画開始時にプッシュ通知が届くので、あらかじめアカウントのフォロワー数を伸ばしてから、ダイレクトにLIVE動画配信を行うのが有効的な活用方法だと言えます。

 

国内利用者数(MAU) 1,600万人
(参照:http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ15HML_V10C17A2000000/
ユーザー層 20代女性

 

■今後の発展に期待大! Twitter

twitter
twitter

他ソーシャルメディアに比べて本格的にLIVE動画配信サービスに参入するのが遅かったこともあり、TwitterでのLIVE動画配信の活用は、まだそれほど活発ではありません。
しかし、相変わらず月間アクティブユーザー数(MAU)がSNSトップであることから(※1)今後の機能アップデート、活性化への期待が高まります。
※PCからの配信は、2017年5月1日現在では行えません。
※1 2016年11月時点

 

国内利用者数
(MAU)
4,000万人
(参照:https://twitter.com/TwitterJP/status/793649186935742465
ユーザー層 10代~20代 男女

 

元祖LIVE動画配信プラットフォーム

■国内元祖!LIVE動画配信サービスを視聴有料化で収益モデルを確立! ニコニコ生放送

ニコニコ生放送
ニコニコ生放送

ニコニコ生放送は、ユーザーのLIVE動画を「ニコニコ生放送」のうちの1コンテンツとして扱い、公式サイトTOPに掲載される可能性があるので、効果的に集客することができます。
有料でニコニコ生放送制作スタッフによる企画、番組制作、配信までトータルサポートを受けることも可能です。LIVE配信中に使えるアンケート機能により、ユーザー参加型の本格的なLIVE動画が配信できます。

ゲームやアニメなどを好むユーザー層が多く利用していることから、この分野における商品PRや告知を頻繁に行っているのも特徴の1つです。
※ニコニコ生放送 有料会員(月額525円のニコニコ動画プレミアム会員)のみ配信が可能

 

国内利用者数 (MAU) 6,210万人
(参照:http://site.nicovideo.jp/sales_ads/data/20170406/pdf/nicolive_2017_4-6_01.pdf
ユーザー層 20代男性

 

■誰でも無料で気軽にLIVE動画配信が可能!  ツイキャス

ツイキャス
ツイキャス

Twitter、Facebook、Instagram、mixiいずれかのアカウントがあれば無料でLIVE動画配信をはじめることができ、とにかく気軽さを重視したプラットフォームです。
女性ユーザーが多く、10代女性のターゲットユーザー層に向けた映画試写会PRイベントの様子をLIVE動画配信し開始30分で同時視聴者数3万人に視聴されたという事例もあります。
(参照:http://about.moi.st/ja/2016/

 

国内利用者数
(MAU)
1,800万人以上
(参照:http://about.moi.st/ja/2017/04/26/commenttap/
ユーザー層 10~20代女性

 

■10億を超える圧倒的なユーザー数!  YouTube Live

Youtube LIVE
Youtube LIVE

YouTubeといえば、Googleに次ぐ、第2位の検索エンジンであり全世界で約10億人が利用する動画投稿プラットフォームです。
既に持っているYouTubeチャンネル(アカウント)からLIVE動画配信することが可能ですが、「アカウントが認証済みであること」などの制約を設けることで、配信者の質を担保しています。(LIVE動画配信後は、録画として残し、通常の動画同様アーカイブ化が可)
また、LIVE動画配信側の収益化が見込めるコメント機能「Super Chat(※)」もあります。
※LIVE動画配信側にユーザーが書きこんだコメントが読まれやすくするため有料で装飾(ハイライトなど)を施し訴求することができる

 

国内利用者数
(MAU)
約5,500万人
(参照:https://www.hivelocity.co.jp/blog/37269
ユーザー層 10代~40代男女

 

最後に

私たちにとって身近になりつつあるLIVE動画配信。
今回紹介したLIVE動画配信プラットフォームが現在主流でありますが、アップデートし続けるプラットフォームや新機能について、まだまだ目が離せません。

次回は、LIVE動画配信を活用した事例についてご紹介します。