リアル製品まで飛び出した、インパクト大の謎の3社コラボ

NISSANとNISSINが開発した飛行物体NISSENに不時着!【日産自動車×ニッセン×日清食品】

季節イベント時には特設サイトなどでユニークなPRを展開する日清食品。今年のエイプリルフールは3社コラボ。リアルな限定製品「日清やきそばU.S.O.」を作り、実際に「U.S.O.」を配布するというノリノリなプロモーションです。
日産、ニッセン、日清と、社名が韻を踏んでいるというだけでこのチョイスになったのかは謎。エイプリルフールのネタに野暮なつっこみは不要でしょうか。
突飛な異業種コラボによる壮大な嘘には、エイプリルフールのお約束、季節の風物詩を見るような安堵感を覚えたり。それぞれの企業サイトからの誘導で、年齢性別問わずかなり広い層が楽しんだと思われます。

http://www.nissin-ufo.jp/nissan_nissen_nissin/
https://www.youtube.com/watch?v=3bieUfRv31A

【Twitterでの反応

USOと分かっていても、おもしろいからつい反応してしまうユーザー多し。Twitterでもかなりの反応が見られました。しかし日清食品のおもしろネタには期待値も高いようで、「力を入れすぎ(笑)」「ついに動画まで…」といった意見も。限定品の「日清焼きそばU.S.O」の配布PRのCMには梅宮辰夫さんを起用。SNSには辰兄のはじけっぷりへの驚きと称賛の声がたくさん上がっていました。

「懐かしい!」と思わず反応してしまう異業種コラボ

【お知らせ】アサヒ ザ・ドリームキャストサーバーはじめました。【 アサヒビール×セガ】

ドリームキャストから注がれるのはアサヒビール! 表現がやけにリアルで、ビールもなんだかおいしそう。ドリームキャストとのコラボが一定の世代に受けたのか、Twitterでも反応は上々。
アサヒビールだけでなく、セガの公式アカウントもきっちりフォロー。名作ゲーム「Typing of The Dead」を思わせるような、懐かしいビジュアルがツボです。

【Twitterでの反応

リアル製品と思ったのか、はたまたネタでもぜひ試してみたいと思ったのか、「欲しい!」という反応がけっこう多く、Twitterでは大盛り上がり。海外からのツイートも多く、張り付けられた画像もなかなか凝っていて、みなさん好意的に受け止め、楽しまれたようですね。

強引に展開する独自ワールドに、つい引き込まれ…

スペシャルコラボレーションブランド誕生!【 フクビス Fukusuke×ギンビス】

足袋の福助とギンビスのアスパラビスケットの、ちょっと意外な老舗コラボレーション。「フクビス」で人生が変わった人が続出!とキャッチに入れてしまう堂々の嘘っぷり。特設サイトも作られ、リアルぽい製品画像もきっちり掲載されています(リアル製品の製造はナシ)。
Twitterの両社公式がガンガンツイートし、アピールを重ねていました。メーカー担当者のリツイートの応酬も微笑ましく(涙ぐましく)感じられます。

http://www.fukuske.com/2016af/
https://twitter.com/hashtag/フクビス?src=hash

【Twitterでの反応

ツイート、リツィート数の伸びはそれほどでもなかったが、ここで紹介しているドリームキャストやゴジラ、エヴァネタなど懐かしレトロ系のコラボが多かった。公式Twitterの締めは「ウソデス」。最後まで微妙にすべりつつ、きちんと完結。ハッシュタグの工夫などでもっと反応が得られたかもしれない。

コアなファン心を刺激する名作コラボ

【ゴジラ対エヴァンゲリオンTOHO】

こちらは企業コラボでなく、名作映画のコラボネタ。奇跡のコラボレーションを装った嘘コラボ。ビジュアルもしっかりしていて、ファンの心をくすぐるものとなっています。
7月に公開する新作のゴジラ映画のプロモーションの意味合いもあるようですが、幅広い世代にわたる特撮映画ファンと、コアなファンが多いエヴァの支持層をうまく融合するグッドアイデア。Facebook、Twitterでも展開し、多くのファンによる熱いリアクションをゲットしています。

http://shin-godzilla.jp/gvse/

【Twitterでの反応

おふざけネタだがビジュアルなどがきちんと作られており、多くの人に「本当に観たい」という欲望を喚起するものがあったようで、みなさんきちんと見て、真面目につぶやいている感じ。その世界では“古典”ともいえる名作の王道コラボゆえに、年齢層も幅広い。

SNSに特化したエイプリルフールネタ事例

公式サイトのニュースコンテンツに嘘ネタを入れたり、特設サイトを作ってネタを提供しアピールする企業は多いですが、今年はFacebookやTwitterなどSNSだけで展開するケースも目立ちました。

SNSに特化して、シェアやリツイートで拡散を期待。その狙い通りに反響は大きく、さまざまな反応とともに企業や製品の情報がかなりのスピードで広まっていきました。

SNSだけで展開し、好評を博した事例は以下の通り。コカ・コーラの炭酸電池ネタは、この4月からの電力自由化とうまく絡めた好事例。Facebookのいいね!数が3万近くに及び、その注目度の高さが際立ちました。

\コカ・コーラ 炭酸電池 新発売!/シュワシュワはじける炭酸で発電!とってもエコでハッピーな新エネルギー:D#電力自由化#エイプリルフール

コカ・コーラ (Coca-Cola)さんの投稿 2016年3月31日

コカ・コーラ 炭酸電池新発売! 日本コカ・コーラ

サボロー【公式】(明光義塾)

ニッカウヰスキー【公式】

24時間嘘マラソン 4・1 RETURNS タカラトミー

まとめ

今年も自動車業界は特設サイトとSNS、アドを展開し、予算を多く投下している様子が見られました。

また、年々、公開時間が早まる傾向にあり、今年は多くの企業が4月1日の0時に公開しました。特にあえてフライングで前日から展開したマクドナルドに注目が集まり、SNSでもさまざまな反応があったようです。

STAY OPEN. The New MINI Convertible.

マクドナルド

 

 

以上、2016年のエイプリルフールのデジタル系プロモーションのまとめと分析でした。

年々盛り上がりを見せるエイプリルフールの企業プロモーション。
今年の流れを受けて2017年はどのようなプロモーションが登場するのか、楽しみですね。