ネスレの「バレンタインポスト」

2月といえば、バレンタイン。毎年、企業のバレンタイン施策が盛り上がります。

今年はWeb上でバーチャルなチョコとひと言メッセージを贈ったり貰ったりすることができるネスレの「バレンタインポスト」が主にTwitter上で話題になりました。
本物のチョコを渡すことは難しくても、バレンタインポストならば普段お世話になっているフォロワーさんにも贈ることができます。
しかもリアルなチョコではないので、キズナアイさんなど憧れのVTuberにもプレゼントできる!という施策でした。 

その他にもガストの#チョコゼロ撲滅運動など、「バレンタインだけどチョコを貰えない、贈る相手がいない人たち」を企業が応援する施策が目立ちました。 

ジャニーズからバーチャルアイドルが誕生

ジャニーズから初のバーチャルアイドルが登場。
関西ジャニーズJr.がバーチャルなキャラクターの声を当て、そのキャラクターとして「SHOWROOM」にて配信を行っています。
公式サイト

リアルのアイドルをプロデュースするのが商売のジャニーズが、バーチャルアイドルを売り出すというあまりに新規性の高い試みに、発表当初ファンからは「リアルの彼らを応援したいのに、わざわざバーチャルにする意味があるのか」といった戸惑いの声が出ていました。

しかし実際に配信してみると、公式アカウントのフォロワー数は配信後1週間で6万人を超え、今も増え続けています。
一つの注目すべき点としては、今までVTuberファンは10代~20代の男性が多かったところに、今回のバーチャルジャニーズプロジェクトでは従来とは異なる女性のフォロワー層を開拓できています。 

ジャニーズタレントがSHOWROOMの配信で自分の投稿に反応してくれるというかつてない距離の近さであることに加え、本来肖像権的にグレーゾーンであるユーザーによるファンアートを配信内で紹介したりなど、ユーザー起点の発信を邪魔しないところがファンに好意的に受け入れられた要因なのではないでしょうか。 

ジャニーズJr.のライブがワンコインで生配信される「ISLAND TV」が発表されたり、今年に入って続々と新しい取り組みが行われているジャニーズ界隈。
今後も要チェックですね!

統計不正発覚の日に統計の標語を募集!?

政府(厚生労働省)による統計不正問題のさなかに、総務省が今年の「統計の日(10月18日)」の標語の募集を開始。 
わざわざ国民の不信感が高まっている時期に燃料を投下してしまい、Twitter上で皮肉るツイートが拡散され、大喜利化してしまう事態になりました。

「統計の重要性を普及」させることが正しいことであっても、タイミングが悪いと世間からは集中砲火をくらってしまうので、SNSの投稿は時期が大事だという教訓が得られました。

大きな事故や災害時にはソーシャル投稿を控える企業が多くなりますが、それだけではなく世間のムードや時勢にも気を配る必要がありますね。
WEBを担当する方にとっては反面教師にしていただきたい出来事でした。 

あれも、これも違法? ダウンロード問題

今月、漫画『のだめカンタービレ』の作者・二ノ宮知子さんのとあるツイートが話題になりました。

文化庁が国会に提示している著作権法の改正案において、映像と音楽に加えて「静止画」についても著作権侵害していると知りながらダウンロードすることを違法としたことに対して、著作権侵害の被害者の立場であるはずの漫画家からも反対の声が上がることになりました。

また今回の改正案ではスクリーンショットも「ダウンロード」とみなされるため、ネット上では「具体的にどこまでの範囲が著作権侵害にあたるのか」、「SNSで自分のおすすめの漫画をインスタで紹介するのもダメ?」など不安の声が多く上がっています。 

企業としてSNS投稿する際も、よりセンシティブにチェックする体制が必要となっていきそうです。
WEBに関する法律はまだまだ整備途中。知らぬ間に違反することのないように、これからも情報をキャッチアップしていきましょう!