皆さんこんにちは、株式会社アイ・エム・ジェイ(IMJ) CMOの江端浩人です。IMJは米国で先端IT/Adtech情報を配信しているShelly Palmer氏と独占契約を結び、日本での記事と映像配信を行ないます。ちなみに文中の視点や意見はShelly Palmer氏や、それぞれの筆者のものであり、IMJのものでないことを明記させていただきます。

 

 

1776年の米国ハイテクトレンドベスト7

239年前、米国在住の先祖は植民地支配にあった米国をジョージ国王より奪取するために、最新のテクノロジーを駆使していました。その当時のもっともホットな技術は「活版印刷機」であり、当時のソーシャルネットワークである“口コミ”を公民館で誘発しました。不法酒場の安酒がこのコミュニケーションの円滑剤であり、残りは歴史の闇の中。

そのような時代に多くの起業家やいくつかのスタートアップが登場し、世の中を変えていったのです。1770年代の米国は比較的ローテクな農業国でしたが、下記のリストの施策によりそれは変わろうとしています。米国の独立記念日(7月4日)を記念して1776年の米国ハイテクトレンドベスト7をお届けします。

トレンド1:潜水艦技術 – タートル

密かに英国の戦艦に爆薬を仕掛けることができる“タートル”という潜水艦がデヴィッド・ブッシュネルにより発明されました。初代大統領のジョージ・ワシントンは「紳士的でない」としてタートルを批判しながらもその使用を許可しました。しかし、タートルは三度その任務にチャレンジしたが全て失敗。タートル自体は失敗に終わりましたが、この挑戦により潜水艦技術が向上し後世の潜水艦開発に貢献したことは間違いないでしょう。

トレンド2:正確な時間を測る – クロノメーター

18世紀最大の発明の一つがクロノメーターです。その正確さは天文航法によって経度を決定するために使用される程でした。最初の発明は1737年、ジョン・ハリソンの30年に及ぶ研究によるものでしたが、実際にマーケットに紹介されたのはヨーロッパにいたピエール・ル・ロワ, トーマス・アーンショウ, ジョン・アーノルドによるものでした。アーノルドは1775年12月30日にその改良版の特許を申請しています。

3.海中調査 ダイビングベル

英国のアンドリュー・ベッカーは視覚用の窓と呼吸のためのチューブを備えたヘルメットに繋がった革張りのダイビングスーツを作成しました。ベッカーはこのダイビングスーツでテムズ川に1時間潜って呼吸することに成功したのです。同じ時期にフレミエ氏というフランスの発明者は、ダイバーの背中に取り付けられる圧縮空気タンクを開発していました。この二つを合わせると世界初のスキューバ用具となったのです。同時に、スコットランドのチャールズ・スポルディングはバラストを開発し潜水服での浮き沈みが楽になるようにしました。

4. 室内配管- トイレ

現代の最初の水洗トイレは、ジョン・ハリントン氏によって1596年に提案されたが、それはあまり普及しませんでした。しかし、産業革命のおかげで、水洗トイレは、18世紀後半に出てくるようになりました。スコットランドのアレキサンダー・カミングスは、現在のトイレでも使用するSトラップを1775年に発明しました。Sトラップが臭気の逆流を防止するために水を蓋として使用しています。イングランドの発明者ジョゼフ・ブラマーはトイレを設置する際にカミングスのデザインを採用していますが、それを進化させフロートバルブシステムの一部として、ヒンジ式フラップ付きスライドバルブを開発し1778年に特許を取得しました。この世界初の実用的な水洗トイレはその後100年以上使われることになりました。

5.大型ハイテク機器 - フランクリンストーブ

フランクリンストーブ、ベンジャミン・フランクリンによって設計された金属製暖炉は、もの凄く流行っていたのです!当初の目的は、極寒のニューイングランドの冬に家を温めるものでした。それが家庭で煙を出すことなく、火の上で調理することができる調理器具としてたいへんもてはやされ、フランクリンストーブは家庭料理に革命をもたらしました。フランクリンの発明までは、ほとんどの肉が回転式串焼き器で調理されていたのです。

18世紀のキッチンは圧延シート鉄の開発によって多くの点で改善されました。圧延シート鉄によって高度な加工が可能となり、多くの調理用の道具や器具が開発、改善されたのです。

6.電気 - フランクリンと彼の凧

避雷針もフランクリンの発明で、世界の電力エネルギー事情を永遠に変えることになります。1749年にフランクリンは避雷針を発明しました。他の科学者は、電気と雷の間の仮説を理解していましたが、この発明で彼の仮説を検証することができました。避雷針は多くの人命と何億円ものビル破壊を防ぐことになりました。当時、落雷は、よく火事を引き起こしていたのです。

7. 運動機関 - ニューコメン蒸気エンジン

人類は何千年ものための機械的な動きを生成するために熱湯を使用していましたが、1606年までその特許は出願されていませんでした。トーマス・ニューコメンは1700年代初頭に最初の商業的に成功した蒸気エンジンを設計し、それはあまり効率的とは言えず主に水を汲むために利用されていました。1769年に、ジェームズ・ワットは独立した復水器を追加したニューコメンエンジンの改良版を開発しました。ワットはその後も改良を加え、最終的には十分な製造と産業革命を進めるに足りる効率化の成功を収めました。

私もそうですが、蒸気力を有効利用することは人類の歴史の中で最もインパクトある技術進歩であったと多くの識者が考えています。それは人間が自身の筋肉の持つ数千倍の力を手に入れたことになったからです。そして今、我々は自分の筋肉ではなく脳の数百万倍、数十億倍の計算能力のある世界の入り口に立っています。

 

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