Blog - Shelly Palmerの記事をIMJのオウンドメディアであるBACKYARDで翻訳・配信していきます。ぜひよろしくお願いします。 ちなみに文中の視点や意見はShelly Palmer氏や、それぞれの筆者のものであり、IMJのものでないことを明記させていただきます。

 

あなたには1万ドルのトイレは必要ないかもしれない。しかし一度TOTOネオレスト750Hを経験したら、欲しくなってしまうのではないだろうか。

私は先週から全米キッチン・バスルーム協会(NKBA)主催のキッチン・バスルーム産業展示会(KBIS)に1週間参加したが、それは素晴らしい体験だった。市場規模が310億ドルもあるキッチン・バスルーム業界は、世界中のトップデザイナーや技術者、職人が集まり、我々の生活に良い影響を与えるイノベーションを披露した。例えば、温熱便座や、便器自身を清潔に保ち続けるハイテクトイレも含まれている。

私が特に注目した技術をここで紹介しよう。

TOTOネオレスト750H

この写真は私が1万ドルのトイレに見入っているところである。冗談抜きでTOTOのトイレ技術は、1ランク上を行っている。TOTOネオレスト750Hにはすばらしい機能が満載だ。まず蓋には紫外線ライトがついていて、特殊コーティングとともにバイ菌などを分解するようになっている。抗菌作用を持つ電解水を自動的に便器に流し、その結果、自浄能力の高いトイレとなっている。それ以外にも暖かい便座、消臭機能や温水スプレー等々、少々説明を必要とするような面白い機能が付いているが、ここでは割愛しておこう。

アメリカンスタンダード社のDXV 3D蛇口

私は3Dプリンティングの大ファンであり、その技術がもたらしてくれるであろう無限の可能性に惹かれている。ほぼ全ての素材が3Dプリンティングできる可能性がある。LIXILのデザイナー、ジャン・ジャック・レナフはアメリカンスタンダード社とタイアップして、その芸術性に挑戦している。今のところ、3Dプリントである以外に利点のない美術品のような扱いなのだが、近い将来その技術は広く普及し、我々がキッチンや浴室用品を購入する行動そのものを変えることになるかもしれない。映像のステンレス製の3Dプリンティング蛇口はおよそ19,000ドルもするが、あと50ドル足すだけで、チタン合金で作ることもできる。誰か19,050ドルの3Dプリンティング蛇口が欲しい人はいないかな?

Kalamazooのハイブリッド・グリル

あなたがバーベキューの達人だろうが、週末バーベキューの人であろうが、このグリルを見たら興奮するに違いない。このグリルは天然ガス・木材・石炭など、どのような燃料の組み合わせでも食材や自分の好みに合わせて調理することができるのだ。木材と石炭用の引き出しは簡単に燃料を追加することができて、掃除も簡単にすることができるように設計されている。私が一番気に入ったのは、野菜、魚、肉等に対応しているさまざまなタイプのグリル網が用意されていることだ。カラマズー社のアウトドア製品にはいろいろ驚かされたのだが、特にこのハイブリッドグリルは素晴らしい。

モノグラム・インドア・ピザオーブン

ニューヨークで生活していると、ピザが鉄板のメニューになる。長年にわたりグルメピザが定着し、今日では生地の上に何が乗っていてもピザと呼べるような状況である。しかし、古典的なピザ愛好者も、このモノグラム・インドア・ピザオーブンに一目惚れする事、間違いなしである。この壁面埋め込み式のインドアオーブンは華氏735度の適温に達するのに25分しか掛からず、その中で2分調理するだけで、ご希望のグルメピザができるのである。価格は9,900ドルと幾分値が張るが、美味しいピザにはそれだけの価値があるのだ!

MoistureShield®コンポジット(ウッド)デッキ

私は正直、最先端のコンポジットデッキ素材に出会うとは想像もしておらず、世界的なデザイナーがそれを活用して成せる技に驚嘆するばかりであった。MoistureShield®コンポジットデッキ素材は木材でできたパーツと何ら遜色ない使い勝手であった。MoistureShield®は95%リサイクル材を使ったエコ資材で、その見た目も感触も今まで経験のない位に素晴らしい出来となっている。Trex®, TimberTech®, EverGrain®, Fiberton®等の競合はいるものの、価格、パフォーマンス、保証制度を合わせると、MoistureShield®の製品は抜きん出ている状況である。

※コンポジット素材とは、木材と合成樹脂の良いところを併せ持つ複合素材のこと。

次に来るものは?

このキッチン・バスルーム産業展示会(KBIS)に出展されていたモノは、次の2種類に分けられる。1つは“コネクテッド”すなわちIoTデバイスであり、もう1つははまだネットには接続されないものである。キッチン・バスルーム業界はしばらくこの状態が続くだろう。あなたにはネットに繋がるオーブントースターやフォークが必要だろうか? もしかすると“コネクテッド冷蔵庫”は必要なのかもしれない。台所に“食品在庫管理システム”があれば、その在庫に応じたメニューを推奨してくれるかもしれないし、あるいは夕食の時間に間に合うメニューを勧められるかもしれない。そうなったらどんな世界になるのだろうか?
我々がそういう経験をするまでには、しばらく時間がかかると思っている。しかし今回の展示会で、多くの人がその“コネクテッド”な世界を目指している姿を見られた事が非常に良かったと考えている。

 

編集注)オリジナルの記事には、石壁の展示についての記載がありましたが日本の家屋にはあまり適用性がないため、本原稿ではカットいたしました。

 

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