皆さんこんにちは、株式会社アイ・エム・ジェイ(IMJ) CMOの江端浩人です。IMJは米国で先端IT/Adtech情報を配信しているShelly Palmer氏と独占契約を結び、日本での記事と映像配信を行ないます。ちなみに文中の視点や意見はShelly Palmer氏や、それぞれの筆者のものであり、IMJのものでないことを明記させていただきます。

 

 

CES 2017*は、公式には1月5日から8日まで実施されることになっている。曜日でいうと木曜日から日曜日までということで、ラスベガスの高額な週末料金が適用されることになる。あなたが行くことをためらっているのであれば、その高額料金を払ってでも行くべき5つの理由を、ここで紹介したいと思う。

*Consumer Electronics Show:毎年1月にネバダ州ラスベガスで開催されるコンシューマ・エレクトロニクス分野の見本市。

1. そこに集まる人が素晴らしい。

CESは北米最大の見本市である。2016年の来場者数は177,000人を超えるなど、ますますその人気は高まりつつある。かつてアメリカの有名な野球選手、ヨギ・ベラが言った言葉に「もう、そこには誰も行かないよ。だって混んでいるからね」というものがあるが、CESの場合は、これは当てはまらないだろう。それは人数の問題ではなく、集まる人の質が非常に高いからだ。どの業界もコンシューマー・テクノロジーに溢れていて、業界リーダーのコアグループが行っている素晴らしい施策が列挙されているのだ。

実際、CESで出会える業界ネットワーキング環境は最高だと思っている。一方、会場が大きすぎるため、あなたに合った形で取捨選択していかないと、いい情報には出会えないかもしれない。ただ、それを実現するサービスを提供している会社はいくつもある(我々を含めて)。

2. 最先端の流行が見つかる。

CESには多くの見どころがあるが、最も価値があるのは展示会場を歩いている時に感じる雰囲気であろう。展示会場を1周するだけで数字や図、表が溢れる資料を見なくても、主なメーカーが将来をどう見ているのかが分かるのである。業界の統計や売り上げを分析しなくても、開発投資の方針がわかるし、展示品の大きさ、形、そしてその展示場所、人気度で、その企業の戦略や、それがどのように受け入れられるのかが、簡単に見て取れるのである。それがいつ市場に投入されるのかも分かり、市場の反応も予測することができるだろう。

3. 未来を体験することができる。

「今年はCESに行かなくても大丈夫。新しいことはないよ」と思っていたら大間違い。というのも、毎年新しいものが事前予想を超えて出展されるからである。CESに行くこと(そして会場を歩くこと)は、3年先の未来を体験することと同じ、ということだ。

短期的には、その年の春商戦に市場投入されるものが見られるし、それに対する広告予算やブランド投資を直感的に推測することができるだろう。そしてメーカーの商品戦略と共に、新しい商品の市場計画について、業界がどのように考えているかも推定できるのだ。

長期的には、出荷されたばかりの最先端チップを搭載したプロトタイプを見ることができる。これを見ることによって1年半から2年先に、どのような市場が形成されるのか推測できることになるのである。さらに多くのコンセプトデバイスも展示されていて、3年以上先に何が起こる可能性があるのかも垣間見ることができる。それらが全て、この一か所で見ることができるのである。

4. 過去の成功と失敗を振り返ることができる。

以前展示されていたもののうち、どれが成功し、どれが失敗したのか、あるいはどの技術基盤がより普及したかを、検証することができる。毎年参加することにより、自分の中で重要なトレンドが理解できるだけでなく、それを肌身で感じることができるようになるだろう。失敗した施策からも大きな示唆を得ることができる。時が経つにつれ、その精度は高まり、見る目が研ぎ澄まされていくだろう。このイノベーションは消費者の行動を変えるだろうか? 人々はこのアイデアにお金を出すだろうか? これはまやかしなのか、それともパラダイムシフトなのか? CESに行くことで、あなたはそのような問いに効率的に答えを見出せるようになるのだ。

5. めちゃめちゃクールなモノたち。

CESは、あなたの中のオタクな部分を喜ばせることを狙ってくる。これは、決して誇張ではない。各メーカーはCESに向けて多くのクールなものを発表して来るし、見どころ満載の非常に派手な演出もある。どんなにトレンドに精通していても、CES 2017では、必ず想像を超えるものが登場してくるだろう。その内容は大きく3つに分類される。①実現する技術があるから実現されているもの②人々にとって重要で不可欠なもの、そして③スゴイ!と唸らせられるものである。そして何より素晴らしいのは、その感嘆のポイントが、人によってさまざまに異なっているということだ。それだけでも参加する価値は十分にあるのではないだろうか?

主催者のコンシューマー・テクノロジー・アソシエーション(CTA)によると、CES 2017は247万平方フィート以上の会場で、3,800社を超える出展者を予定している。

では、ラスベガスでお会いしましょう。

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