4大SNSの国内MAUは、ライン7,800万、ツイッター4,500万、インスタグラム2,900万、フェイスブック2,800万

各プラットフォームのMAUを見ていきましょう。特筆するべきはInstagramの勢いで、1,000万MAU近く増加しています。FacebookのMAUが2017年9月発表のデータのため断言はできませんが、今やInstagramは、Facebookを超えた規模に成長したと言えるでしょう。

“インスピレーション×アクティベーションの場”に進化するInstagram

国内MAUが2,900万人を突破し、発表されている数字ではFacebookを抜いて、変わらず絶好調のInstagram。ストーリーズ機能の充実や、ショッピング機能の拡充が注目です。

ショッピング機能が追加され、インスピレーションを受けたものをすぐに手に入れられるように

Instagramは、いかにファッショナブルであるか、いかに映えるか、というオシャレなインスピレーションを与えあう場所でしたが、ショッピング機能が実装されると、インスピレーションを受けたものをそのまま購入したり、お店の予約ができたりする(=アクティベーション)ようになりました。

機能拡充が続き盛り上がるストーリーズ、盛り上がりに欠ける「IGTV」

カジュアルな投稿ができるストーリーズは日本でも利用が盛んで、現在、デイリーアクティブアカウントの70%が利用しています。9月からはショッピング機能も搭載された*1ことで、更にユーザーのアクティベーションが進んでいるようです。一方、6月にローンチした「IGTV」は、それ以降目立ったニュースリリースもなく、苦戦していることが予想されます。

“今を共有できる場”としてより進化するTwitter

そして、オリンピック、W杯、おっさんずラブ……など、Twitterが世の中のイベントや流行を届けてくれた1年でした。2018年初めに、創業以来初の黒字化が発表されましたが*2、その後も、動画系サービスの充実、ユーザービリティーの向上を進めていきました。

リアルタイムライブの配信機能強化

下期に見て取れたのは、アクセスしたユーザーをいかにその場にとどめるか、という工夫です。フォローしているアカウントのライブ配信をトップに表示する機能を実装*3し、すでにつながっているアカウントとの接触時間が増え、よりエンゲージを深める事ができるようになりました。企業の新製品発表などのイベントや、スポーツコンテンツ等で利用されているようです。

タイムラインの時系列表示が復活

Twitterによると、日本のユーザーの要望も多かったため、再びタイムラインの並び順で、時系列表示が選べるようになりました*4。今後も、“今この瞬間”をキャッチアップするための機能を強化中のようです。

Twitterは今後も、ユーザーコミュニケーションの入口となるでしょう。ユーザーの興味関心に沿って、タイミングよく、「今、見たい」と思っているコンテンツをいかに出していくかが、今後のアカウント運用にとって重要だといえるのではないでしょうか。

事業を拡大させ、独自に進化するLINE

多角的な事業戦略のもと、スピーディーに事業や機能を拡充し続けているLINE。LINE Biz-Solutionsの立ち上げ、各種販促ソリューションの充実などで、より多くの企業が活用できるようになっています。

セールスプロモーションに活用できる「LINE Sales Promotion」機能が強化

下期で注目したいのは、企業のマーケティングでより使いやすくなった販促サービス「LINE Sales Promotion」*5の機能強化。LINEのマンガコインがキャンペーンのインセンティブとして利用できるようになったり、キャンペーンの中で動画を配信できるようになったりと、LINEでできるキャンペーンが充実してきました。LINEの中でプロモーションに出会い、そのままLINEで購買する、といったカスタマージャーニーも設計することが可能となり、他のSNSではまねできない機能として、今後要チェックです。

LINE Biz-Solutionsで企業向けサービスを一挙統合

上半期の記事で、「LINE公式アカウント」と「LINE@」が統合し、公式アカウントが月額0円から使用できるようになる点についてはお伝えしました*6。

2018年11月のリリースで2019年春からサービスが生まれ変わることが判明しています。これらをLINE Account Platformとしてまとめ、更に、上記のLINE Sales Promotion、既存サービスのLINE Ads Platformを「LINE BIZ-Solutions」としてまとめ、法人向けサービスを強化させています*7。

銀行業への参入などファイナンス分野の拡張が続く

LINEほけんファイナンスサービスの拡大、直近でニュースとなった銀行業への参入。LINEは、生活のインフラを目指していくのだと思われます。

各問題に対応しつつ、着実に大人向けSNSとなっていくFacebook

Facebookは、各種機能追加のニュースをリリースしていたものの、やはり情報流出問題等の話題が目立った1年でした。

動画ウォッチパーティー、ストーリーズ広告開始、Lasso発表など

今年の主な動きといえば、『動画ウォッチパーティー』機能が全世界で利用できるようになった事、ストーリーズ広告の開始、Facebook外で『Lasso』というTikTokのような動画プラットフォームアプリをローンチ(日本は未公開)した事などが挙げられますが、どれも企業やユーザーにとっては既視感があるもので、いまだに手探り状態のように見えます。

情報リスクの対応に追われた1年

今年はシステムの不具合や情報流出等の対策に追われていたFacebookですが、2019年春頃にも、コンテンツ規制やコンテンツ削除などの対策システムの施行を始めるとのもくろみも発表されています*8。

ここで重要なことは、これまでSNS業界を牽引してきたFacebookのこの情報流出問題は、他のプラットフォームでも起こりうるという事。プラットフォーマーも、活用する企業も、一層身を引き締めてリスクと向き合わなければならないと痛感する1年でした。

まとめ

どのプラットフォームでも、それぞれの特徴が出た下期だったようです。自身のサービスで無理なく強みを伸ばすInstagram、Twitter。独自の戦略で拡大するLINE、SNS界のリスクにどう立ち向かうか注目のFacebook。来年以降の動向にも注目です。

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