ん、どの事例集のこと?

業界ごとのビジネス貢献度などの調査内容もかなり興味深いのですが、隠れた目玉は付録になっているソーシャルメディア活用事例集である〈ソーシャルメディア活用ベストプラクティス〉。

 

掲載事例数なんと、42件!!(一部米国事例も含む)

本当にありがとうございます(涙)!弊社がお手伝いさせていただいている企業以外の効果事例を集めるのはなかなか至難の業なので、目からウロコです。

皆様、ぜひ見てください!!

 

……だと記事が終わってしまうので、実際にビジネスへどんな数値効果があったかまで明記されていた事例を4つほど、編集部員3名のコメントつきで紹介します。

※あくまで経済産業省発表の事例集にある事例紹介であり、弊社の実績紹介ではありません。

成果が具体的に書かれている事例4つ

1:【大丸・松坂屋】オリジナルキャラ×SNSで高顧客単価

TwitterやFacebookなどのコミュニケーションで人気を獲得してきていたキャラの「さくらパンダ」をLINEスタンプにしてLINEコミュニケーションを活性化。LINE画面提示でさくらパンダグッズがもらえるキャンペーンの参加者は8,200名。グッズプレゼントの条件は1,000円以上のお買い物だったが、一人当たりの平均のお買い物額は6,500円を超えたとのこと。

 

編集部員A:最初はグッズ目当てでも、やっぱり百貨店にいったらいろいろ欲しくなっちゃうんですかね~!

編集部員B:普段の顧客単価がどれくらいなのか分からないと6,500円の価値をとらえにくい気も…ボソボソ。

編集部員C:普段の顧客単価というよりも目標数値をはるかに上回ったっていうことでは?ソーシャルメディアは他と比べてフレンドリーな場だから、キャラを通じたコミュニケーションがみせやすく、ユーザーに親しませやすいので、そこでファンを育て直接ビジネスにつなげるのは王道ながら効果的だと思います。

 

2:【コニカミノルタ】ネットとテレビのW視聴で効果が最大

オフィス向けの複合機を中心にB to Bビジネスを行うコニカミノルタが、ブランディング動画のテレビCM視聴とネット視聴の費用対効果の比較を実施。視聴後の好感度アップなどの態度変容についてアンケートを取ると、ネットとCMの重複視聴がもっとも費用対効果が高い結果となった。

 

部員A:媒体をまたいでTVでもネットでも目にすることにより、深く印象に残る、というのは一生活者としても実感がありますね!

部員B:縦軸がコストじゃない場合はどうだったのかな…ボソボソ。

部員C:結果もそうだけど、きちんと測定しているというのがすごい。媒体を変えてリピート体験させる効果は他に応用できそう。

 

3:【サダマツ】中国版ツイッターWeibo活用で外国人向けの売り上げ約10倍に。

国内の婚約・結婚指輪マーケットが縮小傾向であることをうけ、訪日中国人に目をむけたのが宝飾品販売のサダマツ。旅行準備段階で検討リストに入るために、中国版twitterであるWeiboにアカウントを開設。現地で人気の日本人俳優をアンバサダーに迎えたプロモーションを展開し、外国人向けの売り上げを10倍に伸ばした。

 

編集部員A:インバウント市場は急速に注目が高まっていますよね! いかに来日前に「欲しいものリスト」に入るかが重要なんですね。

編集部員B:10倍か…元々ノープロモーションだったわけだからな…でも単価が20万くらいぽいから、インパクトは大きいよなぁ…ボソボソ。

編集部員C:新規ターゲット獲得時のシナリオとしてグッドケース。どのプラットフォームでどんなコミュニケーションをすると最もターゲットにリーチできるのかを計算されていたことによる結果だと思います。

 

4:【日本コカ・コーラ】プレゼント当選者の過半数がソーシャル投稿

参照:https://twitter.com/hgja_/status/649084160028504064

「いす もも」の発売前に行った試飲ボトルキャンペーンでは、1,000人の当選者のうち過半数がハッシュタグつきでツイートをしてくれたとのこと。

思わず写真を撮りたくなる桃形ケースつきでの発送がポイント。

 

部員A: 桃から出てくる絵はたしかにつぶやきたくなりますね。ビジネス効果という軸ではすこし距離はありますが、ユーザーにいかに自発的に発話してもらうかが重要な課題になっている今、こういう視点もすごく大切。

 

部員B:普通のプレゼントキャンペーンだと一体どれくらいの割合でつぶやかれているのだろうか…ボソボソ。

部員C:プレゼント応募で完結せず、その後どうアクションを起こさせるのか、どう話題を最大化させるかがきちんと設計された事例だと思いました。ユーザーアクションの先の先まで考慮する、将棋の先読みのようなプランニングは今後主流になりそう。

 

 

以上、効果数値が記載されていた事例のピックアップでした!
その他、こちらの経産省報告資料にたくさんの事例がでているので、ぜひご参考にしていただければと思います。

 

…え、いっぱいありすぎて面倒?

あ、はい、そういう方のために…プロモーションとしてというよりは、顧客のサポートや共創マーケティングにSNSを活用している事例が比較的多く含まれていたので、顧客ロイヤルティ向上に成功した事例をまとめたこちらの記事「顧客ロイヤルティアップの秘密!NPS視点でみるSNS活用事例」をご覧ください!