昨年末、友人からメールが届いたんです。
「久々に忘年会でもやって集まろうよ」と。

メールですよ?
ノスタルジーさえ感じる響きではありませんか。

もはや色々疑うレベルです。
どんだけ会ってなかったんだと。
そんな相手を友人と言っていいのかと。
一方的に友人と思ってるだけじゃないのかと。
本当に友人と呼べる、呼んでくれる人間は何人いるのかと。

何人……いるのか……と……。

 

 

僕に友人がいるにせよいないにせよ(目をそらしつつ)、プライベートではほぼ使ってないですからね、メール。
たいていはLINEかFBメッセンジャーです。

この2つが並列になっているのさえ珍しいかも。
「LINEしか見てないわー」なんて人のほうが多いような肌感覚です。

LINEでのコミュニケーションがスタンダードな選択肢になっているのは、ユーザー同士だけじゃなく、企業とユーザーの間においても同じ。

という訳で、僕が個人的にイケてるなーと思う事例を幾つかご紹介していきますね。

ヤマト運輸はCSV的にイケてる!

1月にニュースも出て話題になりましたね。
「お届け予定メッセージ」と「ご不在連絡メッセージ」の受信と、届け日時・場所の変更、集荷・再配達依頼がLINEでできるというもの。

関連記事が豊富ですので詳細はそちらに譲りますが、これの何がイケてるかって、接点として活用する以上に、自社とユーザー双方の「ムダ」を省く仕組みになっていることです。

 

 

例えば再配達は全体の2割、年間36億個に上るそうです。
うまくイメージできない。誰か東京ドーム換算してください。

ここにかかるコストや資源をカットし、サスティナビリティに大きく寄与するCSV(Creating Shared Value=共有価値の創造)的な側面を持っているのです。

イケてますね!

ドミノ・ピザはCRM的にイケてる!

こちらは昨年から半年くらい実施されています。
LINEのトークでピザが注文できるというもの。

ピザのチラシ、家に置いてありますか?
無いですよね。

となると、ネットで探すしかない。

例えば夕方くらいに「今夜はピザにしよう!」と思い立って注文する際は、普段どおりサイトからじっくり選んで注文する流れで良いと思うのです。

でも友人と家で集まっていて、おなか空いたしピザでも取ろうか、という時はサイト検索⇒メニュー選択⇒注文、なんてまどろっこしい。

 

 

電話注文だと自宅が対象エリアになっている店舗を検索しなければいけないですし、ネット注文だと色々入力が発生します。ログインPW忘れてたりとか(僕です)。

そういった機会損失を減らし、休眠ユーザーを活性化させるCRM施策になっているという訳。

2015年9月の公開から4ヶ月で累計売上が1億円を突破したそうで、いかに支持されているかが分かります。

イケてますね!

コカ・コーラはターゲット設定がイケてる!

宅配系サービスの事例が続きましたが、もちろんそれ以外にも面白い使い方が出てきています。

公式アカウントがユーザー同士のグループトークに入れる機能をキャンペーンに活かしているのが、コカ・コーラの「フィーリングメーカー」。

友人とのLINEグループに、コカ・コーラ公式アカウントを招待すると、トーク上のやりとりでグループの「タイプ診断」をしてくれるというもの。

 

コカ・コーラを毎日飲むという人って、そんなにいないですよね。
でもコカ・コーラが大好きっていう人、周りに一人はいませんか?

そういうファンがキャンペーンに参加するために、友人を誘ってグループを作る。
すると、ファン以外の人と持てなかったはずの接点が作れるんですね。

この機能はまだリリースされて間もないものですが、いちはやく取り入れてマーケティング課題と結び付けています。

イケてますね!

 

以上、今回は3つの事例を取り上げました。
大切なポイントとしては、いずれも

・ビジネスの課題は何か
・その課題はコミュニケーションで解決できるか
・そのコミュニケーションはLINEで実現できるか

を精査した上で設計している(であろう)というところです。
コミュニケーションも、LINEも、選択肢の一つに過ぎません。

お友だちを何人にするとか、何通配信しているかとか、そういったレイヤーでの議論ではない訳ですね。
現状とゴールをどうやってコネクトするかです。

なので僕の友人が何人なのかとか、そういうことじゃないんですよ。
そうじゃないんですよ、えぇ(遠い目)。

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