バレンタインのスペシャルサイトも、ユーザーの気持ちと同じように色々。

大手の製菓会社や百貨店にとって、毎年バレンタインデー限定サイトやバレンタイン特集がマストであることは言うまでもありませんが、ここ数年のバレンタインデーを見ていると、こんな企業も!?と驚くような業種でも、バレンタインを上手く活用したキャンペーンを展開している事例が増えてきており、「製菓会社や百貨店だけがやること」ではなくなってきてます。

そんなバレンタインとは無縁そうな業種での、工夫を凝らした特色あるバレンタインサイトをいくつかピックアップ。Twitterでのユーザーの反応も合わせてご紹介します。

バレンタインデーにはぜひ我が社の製品を!

 

バレンタインを利用して自社ブランドのアピールを行ったのが、インスタント食品でおなじみの日清食品。

チョコレートではなく「どん兵衞」をあげるバレンタインデー、名づけて「どんばれンタイン」を、オリジナルの相関図やアンケート調査などを用いてユーモラスに提案している特設サイトです。

 

SNSでシェアしたくなるような、クスッと笑えるコンテンツが好感度大です。サイト内で何度もFacebookやTwitterのシェアボタンが配置されており、SNSへの誘導を意識した作りになっています。

バレンタインの主役であるチョコレートとは正反対にある自社製品を押し出すことで、なんとも言えないギャップと面白おかしさが生まれており、日清ならではといったところでしょうか。

【Twitterでの反応】

Twiterユーザーを騒がせたのは、サイト内で使用されている「どんばれンタイン相関図」。

メディアサイト「ねとらぼ」がこの相関図を取り上げた記事を掲載したことで一気に拡散され、話題となりました。外部メディアがSNS上での拡散に大きく寄与したことがわかります。実際に相関図を見たユーザーからの反応も非常に良好だったようです。

バレンタインデーは人気ゲームのキャラに告白!

 

ゲームソフトの制作・販売を行うスクエア・エニックスは、人気ゲームシリーズ「ドラゴンクエスト」の30周年を記念して、ゲームに登場するキャラクターにツイートで告白することでプレゼントの抽選に応募できるキャンペーンを企画。

キャラクターのプロフィールがドラクエっぽく紹介されていたり、他のユーザーの告白ツイート一覧にワンクリックで飛べるようになっていたりして、ファンのドラクエ愛をくすぐる内容となっています。「バレンタインなんてどうでもいいけど、クリフトのためなら……」なんてこともあるかもしれません。

キャンペーンの導線自体は珍しい形ではありませんが、バレンタインデーの恋愛という側面をゲームキャラと結びつけることで、ファンを惹きつけていると思います。

【Twitterでの反応】

こちらは、キャンペーン応募条件のハッシュタグをつけて告白ツイートをしているユーザーが非常に多く、中には自作のイラスト画像を添付している人も!ド直球でドラクエ愛に訴えた企画だっただけに、ユーザーが参加しやすかったのかもしれません。

共通のハッシュタグでドラクエファン同士が瞬時に繋がれるという点も、魅力のひとつですね。

他人のために頑張るバレンタインはもういらない!

 

今年のバレンタインは自分のために!とターゲットを絞った提案をしているのは東急ハンズ。若い女性にアピールするポップなデザインに目が留まります。

サイト内では、東急ハンズが行うバレンタイン関連イベントの告知、店舗で販売している商品を使ったお菓子のレシピの紹介、自分へのプレゼントとして最適なアイテムの紹介がされています。

特に販売されているアイテムの紹介は、「自分へのプレゼント」という目線で見ることになるので、他人にプレゼントを選ぶ時とはまた違った楽しみと興奮が得られます。

【Twitterでの反応】

この企画におけるTwitterでの反応は、上記の二つに比べるといまいち薄い印象でした。

サイトからの定型ツイートに指定のハッシュタグがついていたり、ハッシュタグを利用したユーザー参加型の企画が盛り込まれていれば、企画自体の拡散がもう少しうまくいったのではないでしょうか。

バレンタインデーのTwitter投稿を使った事例

紹介した3つの企業の他にも、バレンタインデーにTwitterを利用してブランドアピールを行った企業がいくつもありました。

 

バレンタインデーにツイートの投稿を行った企業はまだ他にもたくさんありますが、特にBMWの投稿などは普段の投稿よりも多くのリツイートといいね!を得ることに成功しています。

どん兵衛の例もそうですが、意外な企業がバレンタインデー関連の投稿をすると盛り上がることが多いようです。SNSのユーザーは、多くの情報と共にユーモアを求める傾向にあり、こういったギャップを利用したバレンタインの投稿は企業好感度のアップを助けてくれるかもしれません。

 

来年のバレンタインデーは、どんな特設サイトが出てくるのか楽しみですね!