その1:お客様のWEBリテラシーを察知する。

客を知る。まずはこれが大前提。たまーにJSまで精通する達人担当がいるかと思えば、HTMLってなんですか?の方まで、WEB 系のお客様はもうバラッバラの世界である。あ、誤解のないように。リテラシーが低いからって、お客様がダメなワケでは決してなく。そう、問題は我々WEBディレクターの側なのだ。専門領域なんだし相手の知識はバラバラ上等!それより個々のお客様にピタッとあわせてコミュニケーションをとれるかどうか。相手のディープ度を察して、言葉や対応をチューニングする、これが好感度アップのスタート地点だ。

その2:聞かれたことは、持ち帰らない。

クライアントはミーティング中にたくさんの「?」をWEBディレクターに投げかける。そこでアドバイス。飛んできた質問はカバンに入れるな!それよりその場で、チカラの限り打ち返そう。ぶっちゃけ、お客様って容赦ない。「専門家なのに分からないのか…」と問答無用にガッカリする。そう、それだけ我々の肩書きはハナから期待値が高いのだ。もちろん打ち返すには、技術、戦略、実例、デザインと、幅広いインプットが欠かせない。WEBディレクターとは、お疲れ様なお仕事なのだ…。

その3:社内の承認プロセスを意識する。

目の前の担当者さんに提案書が渡った。そこから先は企業の中で、下から上へのスタンプラリーだ。デキるWEBディレクターは、提案書のゆくえをいつもアレコレ想像する。担当者さんは上司に、上司は部長に、もしかしたら部長は社長に?ああ、デッドorアライブ…企画は無事に通るのだろうか!?そこでディレクターの用意するのが「おみやげ」である。ステキな事例紹介、分かりやすい数値目標…などなど中身は場合によりけりだが、要は上司様や部長様の厳しい顔を思い浮かべて、突破力のありそうな「ハラオチネタ」を担当者さんに手渡してあげるのだ。すんなり決まればお互いハッピー。好かれるディレクターは、担当者さんの向こう側がよく見える。

その4:スケジュールをこまめに伝える。

サイト公開までには、いろんな専門スタッフや代理店が入り乱れ、それぞれのパートがパラレルで進行する。当然の話、そのスケジュールは互いに絡まり、複雑怪奇!一体今は何をやっているのか??真面目な担当者さんほどプチパニックに陥りがちだ。そのこんがらがりの進行を上手にほどくのが、好かれるWEBディレクターである。現在地はここですよ!と。そして次にあそこを目指します!と。こまめに、分かりやすく旗を振ろう。そうしてお客様の心の中の「順調感」を最後までキープするのである。

その5:ミーティング外の話に耳を傾ける。

たとえばクライアントとの打ち合わせが終わり、エレベーターまで見送ってくれた。その間の雑談にときどき宝物がひそんでいる。「次はこんなことしたいんだよね」とか「こんな動画面白いよね」とか。愛され上手なディレクターはその手の余談をよく拾う。そして頭の中の引き出しに大切にしまい込む。それは非公式な時間だからこそこぼれ出た、お客様の「ニーズ」そのものなのだ。あとは、タイミングをみてこちらから企画提案してもよし。得意なクリエイターをあらかじめ探しておいてもよし。この業界、重宝されるのは、「痒くなる前に手が届く」人なのである。

 

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